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2025.10.07

25年度 第4回 歯科材料セミナーを開催しました

10月5日(日)第4回歯科材料セミナーを行いました!
歯科材料を広く取り扱うメーカー・ソルベンタム合同会社より、今回はデンタルソリューション事業部 クリニカルスペシャリストチーム マネジャーである高橋由香先生が登壇されました。
今回は、「トラブルシューティングから学ぶ印象採得のゴールデンルール」をテーマに講義を行っていただきました。

講義では、シリコーン印象材を使用した印象採得時に起こるトラブル事例をランキング形式にまとめ、そのうちの5事例をテーマにトラブルシューティング方法についての解説が行われました。
「気泡の混入」や「最後臼歯の遠心部分が採れていない」などのランキングに挙がったトラブル事例について、受講生の方々も頷かれる場面が多く、印象圧の掛け方や乾燥時のポイントなど、材料の性質に基づいた解説に聞き入っておられました。
シリコーンのハンズオン実習では、ガンタイプと自動ミキシングタイプのシリコーンを実際に体験し、使用感の違いを比較しました。
特に、ガンタイプは制限時間内で気泡混入無く十分量のシリコーンを出すことが難しく、コストやトラブルの観点から、取扱いにはより高い技術が必要ということを感じられた受講生の方が多かったようです。
最後の質疑応答でも、普段の臨床で起きるトラブルなどについての相談が寄せられ、受講生の方同士でも活発な意見交換が行われていました。

歯科材料セミナー

受講した先生や歯学部生からの感想をご紹介

シリコーン印象の注意点や自動ミキシングについて、デモも含めて非常に分かりやすかったです。

シリコーン印象の操作方法についてよく分かりました。寒天アルジネート印象でも失敗が少なくなる方法があれば知りたいです。

印象採得のエラーを防ぐための細かいコツを知ることができたので、早速試してみたいと思います。実際に機械に触れることもできて良かったです。

シリコーン印象材に普段触れることが少ないので、貴重な機会でした。頻用される寒天アルジネートにも繋がる内容で面白かったです。

印象は補綴物において非常に重要なポイントになるので、最新材料や失敗を防ぐポイントを教えてもらえて良かったです。

今後、印象時のエラーが出た際、今回の講義を思い出して対処できそうです。ガンタイプは結構力が必要なので、自動機器を自院でも導入してもらえたら良いなと思いました。

歯科材料セミナー

最終回の歯科材料セミナーは、
11月16日(日)に「予防歯科のもたらす歯科医院・患者様へのメリット」をテーマに行う予定です。

2025年度受講生募集は終了となりましたが、2026年度にも多様なジャンルの歯科セミナーを開催予定です。
情報解禁をお待ちください!